中国留学受験体験記 社会人→大学院 -suinaiの中国の大学院受験記-

はじめに

中国の大学院を目指すにあたって、苦労したことの一つは情報収集でした。人気の英語圏に比べると圧倒的に情報が少なく、情報がもっとあれば対策ができた…と思う場面も多くあったことから、今後同じように目指す方にとって、少しでも役に立つ情報提供が出来ればと思い、今回受験記を書くに至りました。

suinaiさんTwitter アカウント→@suinai2

◎簡単な自己紹介

  • suinai
  • 社会人90后、2019年に上海語学留学経験(日中友好協会経由)
  • 進学先大学名;北京語言大学
  • 留学タイプ;大学院留学


社会人90后。2019年に上海で語学留学を経験。この時は日中友好協会主催の公費留学生として派遣されました。
この語学留学が今後のわたしの中国人生を大きく左右するとは…

◎大学院受験を決意したきっかけ、理由


きっかけはずばり、コロナの影響で現地留学予定期間の半分も経験出来なかった後悔からでした。
日本でしばらくオンライン授業を継続していましたが、現地にもう一度行きたいという思いがずっとあったこと、中国語を使って何かを学びたいという気持ちも芽生えていたことから漠然と大学院留学を考えるようになりました。

◎出願に向けての準備


わたしは中国政府奨学金制度で留学することを前提として考えていたので、以下のようなスケジュールで準備しました。(JASSO主催中国政府奨学金に向けたスケジュール)

8月〜

出願に向けた情報収集を開始。JASSOホームページや中国の大学院を受験した方々のブログを参考にしていました。

9月下旬

教授に推薦状の依頼連絡。例年の募集時期や推薦状内容を軽くお伝えしました。先生方はお忙しい方ばかりなので出来るだけ早めの依頼をおすすめします。
 わたしは、所属ゼミの教授と授業をいくつか履修したことのある所属学部の教授にそれぞれ依頼しました。

10月〜11月下旬 

研究計画書作成のためにゆるゆると準備…。ほとんどなにもしていなかった記憶が…
ただ、情報収集していた時に知り合った中国大学院受験をした方から経験談を聞いたりはしていました。

12月〜

2022年度中国政府奨学金募集要項の発表。締切は1月14日(金)!JASSOの前年度締切は2月だったので完全に油断してました。
急いで教授にその旨連絡。師走の12月、忙しい時期にも関わらず、すぐに書いて送ってくださいました。要となる研究計画書も急いで作成…。連日徹夜で研究内容を練る日々を過ごしました。

 1月上旬

無事必要書類や研究計画書も完成し、いざ出願!というところで問題発覚。JASSOでは、①和文出願書類②CSCへの登録の2つが必須となっています。

社会人の方は要注意!

無事必要書類や研究計画書も完成し、いざ出願!というところで問題発覚。JASSOでは、①和文出願書類②CSCへの登録の2つが必須となっています。このCSCでの登録の際【其他支撑材料】で、英文での高校の卒業証明書、成績証明書が必要であることに気づいたのが1月7日(金)の夜。締切1週間前でした。
  更に、10日(月・祝)のため最短で連絡が取れるのは11日(火)、締切は14日(金)、もう終わった…と諦めかけながら、懇願のメールを卒業高校に送りました。過去に同じような依頼があったことやわたしの事情を理解してくれたことなどが重なり無事即日発行してもらうことができました!今回のわたしのケースは稀であり、学校によって事情は異なると思うので、母校に必ず確認していただくのが確実だと思います。

<このような見落としミスが起きた背景。>
①和文出願書類・・・最終学歴の卒業証明書、成績証明書を提出。
②CSC・・・以下参照。CSC登録では、「其他学历」で出身高校も入力します。
そのため、社会人の方は卒業大学+卒業高校の証明書の提出が必要。     

※JASSO CSC電子申請について 

社会人受験の方は要注意箇所です。ただ、23年度は変更される可能性もあるかと思いますので、23年度募集要項を必ず確認してください!

◎合格までのスケジュール


 1月14日(金)締切
 2月17日(木)JASSOホームページにて書類選考合否発表
 3月1日(火)Zoom面接
 3月10日(木)JASSOホームページにて面接合否発表
  
22年度採用選考はコロナウイルス感染対策のため、すべてオンラインで行われました。

◎奨学金合格後のスケジュール※大学院の場合


 わたしは大学から预录取を取得してなかったので、志望大学に連絡をしました。

 3月中旬 
  第一志望に連絡。大学独自のサイトで出願申請が必要とのことで、申請料800元の支払いを済ませ、3月下旬に面接。面接当日は志望専攻の教授が6名ほどいました。結果は没有被录取。情報収集不足による準備不足や緊張で全く話せず…。しばらく落ち込みました。

4月中旬
 第二志望の大学から面接の連絡がありました。こちらは大学サイトでの出願申請や申請料の支払い要求はありませんでした。大学ごとにシステムが異なるようです。連絡から数日後面接が行われ、無事面试通过との連絡をもって長かった受験を終えることができました。第一志望面接時の失敗を教訓に、準備万端の状態で挑みました。やはり準備は大切…。

 ※語学留学と異なり本科や大学院の場合は、JASSO奨学金合格後に大学側の試験を
  受ける場合が多いので、志望度の高い大学がある方は特に、事前に预录取を取得することをおすすめします。

◎最後に

大学院受験と言っても、大学在学中なのか、社会人受験なのか、立場によって準備するものや心構えなどは大きく変わる気がします。だからこそ、今の自分がなぜ大学院に行きたいのか、この”なぜ”を突き詰めることが大切であると感じます。そうすることで、留学中に遭遇する困難や問題にも逃げずに向き合っていけるのではないかと思います。

わたしの大学院受験記が、みなさんにとって少しでも役に立つ情報になれば嬉しく思います。中国大学院受験で何かご質問のある方はお気軽にご連絡くださいね。

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