よくある質問ー大学/大学院への出願

中国留学の出願に関してよくある質問

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このページでは、中国留学の授業に関する質問に対して、中国留学ライフメンバーが回答した内容をまとめています。

中国の大学留学の出願は何ヵ所できますか?1校のみですか?
何校でも出願できます。
日本の私立大学と同じく、受験校数に特に制限はありません。
出願はまだ全てオンライン留学の受付ですか…?前に相談したところでは「現地留学できるかどうかはひとつ前の学期のとりあえず出願して時期が近づいたら行けるorオンラインが決まる」とお伺いしたのですが、今はこのように賭けるしかないのでしょうか
賭けるしかないと思いますが、合格後もちろん入学辞退(学校によっては入学延期)を選択することも可能です。
現地かオンラインかは2020年9月以降一切言及がなく、早くて2022年の秋学期渡航、またはずっとオンラインと思った方がいいです。 もうすぐ渡航できるという噂は去年から出てますが、現在まで進展は全くありません。(冬季オリンピック後にビザ緩和される噂も一応あります…)

① オンラインでもやっていけるのなら申請したほうがいいと思います。
現地希望ならば、
②他に選択肢もとりつつ、辞退覚悟で出願
③渡航再開が分かるまで、出願をギリギリまでねばる(ですが早めの出願のが、奨学金は取りやすいです)
④入学延期制度が使えるなら、延期申請をして渡航再開を待つ 
の以上、4つの選択肢があると思います。

例として、今年9月入学で現地に向かう予定だった学生は、今年の6月・7月にオンライン授業決定の通知を受けとりましたので、参考にしてくださいね。(学校学部コースによって違いはあります)
出願する際はやはり、留学エージェント頼みになるのですか?
エージェントを通さなくても、ある程度中国語ができる状態であれば、ご自身で出願することができます。ただし、HSK6級ギリギリ合格のレベルでも1人での手続きは手こずる可能性があります(運営メンバー経験談)。
なので初めての方は、中国人の先生や友人のサポートがあれば、より安心かも。
(中国語勉強が目的ならば、トレーニングだと思ってセルフ出願にチャレンジするのも◎)
志望理由書はどんな感じで書かれましたか?
運営メンバーは主に
①自分の経歴
②現在or以前の学校ではどのようなことを学んだか、勉強以外ではどのようなことをしたか
③なぜこの大学を選んだか
④今後の研究(学習)計画(軽め)
⑤卒業後の計画・目標
以上5点を中心に書きました。
①②では、
自分の取得した資格(HSK等)と取得までの過程など
大学院への進学であれば、④に
・志望先の大学の〜教授の研究を読んだ
・この大学であれば私のしたい研究ができる
などを追加すると、より志望度が上がると思います。
大学で専攻していたものと違うことを勉強したい場合、志望理由や研究計画書はどのように書けば良いのでしょうか?どのように学部の専攻内容と絡めるか悩んでいます。全く絡めないという選択肢もあるのでしょうか?
学部での専攻とこれからの専攻に多少共通点があれば、絡めた方が良いです。ですが、両者を全く絡めずに志望理由・研究計画書を書き、合格した方もいらっしゃいます。なので、あまりにもかけ離れている場合、全く絡めないのも一つの選択肢であると思います。
その場合は、
・なぜその専攻へ変えようと思ったのか(理由、きっかけ等)
・専攻を変えるにあたって、変更後の専攻分野について、どのように勉強・準備してきたのか に重点を置き、書いていきましょう。
専攻を変えたメンバーによると、実際に面接で「完全に独学で学んだのですか?」と聞かれたようです。
文転・理転、語学→法学、文学→経済など、元の専攻と志願先専攻の分野がかなり離れている場合は要対策です!
大学院はいくつ出願しましたか?どの程度出せば安心なのでしょうか?
大学院は、4〜5校出願される方が多かったです!
学校リサーチ・面接準備は多少大変になりますが、出願必要書類がどこもほぼ同じなため、1セット準備すれば他の大学への出願にも対応できます。
【チャレンジ校・メイン志望校・滑り止め校】の3カテゴリに分けるなど、幅広く出願することをおすすめします✨
大学院の難易度はどのように調べればわかるのでしょうか。よくある中国の大学ランキングがありますが、そのランキングも参考にできるのでしょうか?
大学院も、中国の大学ランキングを参考にしていただけます。
ですが同じ大学・大学院内でも、専攻によりレベル難易度がかなり異なる場合もあるため、研究分野別のランキングを更にチェックしておきましょう。
QS専攻分野別ランキングや、高三网・金苹果(中国語のみ、リプライURL参照)を見てみて下さいね。
【参考記事】中国大学ランキング100 | 日本や世界との比較
中国は日本と違って修士課程に進学する際に専攻を変えることがよくあるのでしょうか?
中国人の学生含め、中国では学部→院での専攻変更はよく見られます。
例をあげると、日本人学生で中国文学→国際政治、国際関係→漢語国際教育など。
中国人学生だと理系→文系はもちろん、外国語専攻の90%は院で商学金融経済も学びます。
中国の修士と日本の修士で大きく違う点があれば知りたいです。
・日本より中国の方が、取る授業が多い
・日本は在籍期間が基本的に2年間、中国は専攻によって2年半や3年だったりする
通信制高校を卒業している人では、本科留学(漢語本科)は厳しいですか?
本科、漢語本科ともに「学歴:高等学校卒業以上の者」という条件をクリアしていれば、問題なくチャレンジ可能です。
中国の大学へ本科留学したい場合、基礎的な学力(中国語以外)はどの程度必要なのでしょうか。また、どのような試験があり、その試験の難易度も知りたいです。
求められる学力は、大学のレベルに応じてほんとピンキリです。清華大北京大などのトップ校に通えば、もちろん現地の秀才たちと肩を並べないと、入学はできても卒業できません…。
本科試験は、上位校になると筆記+面接ですが、大部分は書類審査+面接です。(現在は、渡航不可なため筆記試験を一時的に中止してるとこもあります。)
留学生試験は大学レベルに比べ、問題自体が優しめである(競争率が低い)のは事実です。筆記試験の詳しい内容は、大学ごとにかなり違うので、各大学が公表してる過去問をご参照ください。
また上位校は、面接時に英語力を問われることも多々あるようなので、中国語力のみならずある程度の英語力も必要かもしれません。
上海交通大学に交換留学を考えているのですが、面接で「なぜその大学じゃなきゃダメなの?」と質問された時にどう返答しようか悩んでいます。上海交通大学の、復旦大学や浙江大学にない魅力を教えてください。
上海交通大学に、中国語学習をメインとした交換留学でしょうか?もし専門分野にまつわる交換留学だったら、留学先の学部や研究室などをリサーチすると答えが見えてくると思います。
三大学のイメージ(中国留学ライフ的私見)はこんな感じです!各大学の特徴探しの参考にしてみて下さい。

上海交通大学:上海、理工系が強い、スポーツにも力を入れている(オリンピックメダリストなど輩出)。メインキャンパス(闵行)は田舎で広大だが、文系生徒が多い徐汇キャンパスはとても上海中心地に位置している。
復旦大学:上海、文系が強い、語学留学や交換留学に力を入れている(3校の中では一番日本人が多い)、京都大のような自由な校風。
浙江大学:杭州、理工系が有名、本科生と語学生のキャンパスが別々で交流は難しい。キャンパスは少し田舎にある。
この三校は大学レベルは同程度ですが、位置する都市や得意な専門分野はかなり異なるので、自分の留学目的に沿った回答を準備できるといいですね。
本科留学をされた方々がどのようなスケジュールで準備を進め、進学まで進んだかお聞きしたいです。
本科9月入学を例に、主な出願スケジュールを紹介しますね。

①HSKの取得 【早めに取得しておくと安心、有効期限2年に注意。一番遅くて入学前年11月までに】
②大学のリサーチ 【気になる大学をピックアップ】
③出願書類準備 【前年度要項を確認して、必要書類・スケジュール等を把握する。推薦状など外部に頼むものは早めに、意外と時間がかかる】

前年8月-3月 大学出願【ピークは12-1月、時期が大学によってだいぶ異なる】
(前年12月-1月 中国政府奨学金申請)
前年9月-4月 面接(+筆記試験)【ピークは1-4月ごろ】
前年10月-5月 合否発表
6-7月 ビザ発行など渡航準備
8月末 中国渡航
9月初 入学
正規留学では入学試験として学部ごとに語学以外の科目が課されると聞きました。そこで質問です。入学試験のレベルとしてはどのくらいのものか知りたいです。レベルとしては日本の高校卒業のレベルなのか。それとも中国の教育課程に即したレベルなのでしょうか。
復旦大学の公式サイトで、各教科の【筆記試験概要+問題サンプル】が載っているので、参考になるかと思います。
設問難易度は、比較的に基礎レベルを問う問題が多く、日本の大学の二次試験ほど特色あるものは少ないと思います。
ですが、中国語での問題読解及び解答を求められるので、そこはぜひ練習しておきたいです。また特に数学では、高校までの指導要領が日本と多少異なり見かけない内容もあるので、同じく要チェックです。

中国留学ライフは、Twitterまたは質問箱で中国留学に関する様々な質問にお答えしています。皆様もぜひお気軽にご連絡ください。

Twitter:@cn_ryugakulife

質問箱:中国留学ライフ

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